2008/05/02

資産取引3 資産振替 AC305固定資産管理 ERP78の学習ノート

 

ビジネスシナリオ

固定資産管理部門の従業員が、会社内および関連会社間の資産振替を転記する際のさまざまな機能について学習します。

誤った資産クラスを選択したことによる会社コード内の資産振替に特に関心があります。企業内での資産振替と企業の境界を超えた資産振替の処理には、異なるバリアントを使用しあす。

 

会社コード内振替の理由には、次のようなものがあります。

1、マスタレコードが誤った資産クラスで登録され、転記されている。

2、資産の場所が変更された。そのため、マスタレコードの組織割当(資産クラス、事業領域など)を変更以外の方法で変えなければならない。

3、資産を分割する必要がある。そのため、元資産の一部を新しい資産に振り返る。

4、在庫品目(企業が生産・購入した商品)を資産に振り替える必要がある。

 

 

 

関連会社間振替の場合、以下の点を区別する必要があります。

1、              会社内の法的に独立した単位内における振替であるかどうか。両方の会社コードが同じ会社に属する場合、SAPでは関係タイプ02の振替をします。この場合、二つの会社コードは同じ法的単位の一部と見なされます。

2、              互いに異なる会社に属する、法的に独立した組織(会社コード)間の振替であるかどうか。この場合、会社コードは会社によって相互にリンクされておらず、連結対照グループ(企業グループ)に属します。このシナリオも関係タイプを使用して定義され、関係タイプ01の振替です。

     関係タイプは、会社コードの会社IDを使用して自動的に決まります。

     会社の定義は、関連する商法に従って個別財務諸表を作成する必要がある最小の組織です。

 

振替方法

1、総額法

元会社コードの元資産価額:取得価額100、累計額30

目標会社コードの受取資産価額:取得価額100、累計額30

2、正味額法

元会社コードの元資産価額:取得価額100、累計額30

目標会社コードの受取資産価額:取得価額70、累計額

3、新評価方法

元会社コードの元資産価額:取得価額100、累計額30

目標会社コードの受取資産価額:取得価額50、累計額

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