2008/05/03

資産取引4 建設仮勘定(AuC) AC305固定資産管理 ERP78の学習ノート

 ビジネスシナリオ

固定資産管理部門の従業員から建設仮勘定の決済のデモンストレーションを依頼されました。

 

建設仮勘定の資本化

自社で生産する資産には、固定資産管理に関連する以下の二つの段階があります。

建設段階

耐用年数段階

通常、これらの二つの段階では二つの異なる貸借対照表項目に資産を表示しなければなりません。そのため、建設段階と完成資産では異なるオブジェクトや資産マスタレコードを使用して、資産を管理する必要があります。

建設段階から完成資産への振り替えは、建設仮勘定の資本化と呼ばれます。

FI-AAでは、次のように「建設段階」を管理することができます。

一、「通常の」資産管理マスタレコードとして(集計決済を使用)

二、明細管理ありの資産マスタレコードとして

 

設備予算管理

より大規模な設備投資案件がある場合は、SAP設備予算管理(IM)を使用することが出来ます。これによって、建設仮勘定(会計管理目的)と内部指図またはプロジェクト(管理会計目的)として同時に資本投資を管理することが出来ます。

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