2007/11/03

Fwd: 電車でおぼえる 簿記

2007/1/29

『電車でおぼえる 簿記』

DAI-X総研

 

Q:会計期間

A:期首 期中 期末

 

Q:簿記の一連手順(大まかな簿記の流れ)

A:

1.取引の選択

2.仕訳

3.総勘定元帳への転記

4.試算表の作成

5.決算(清算表の作成)

6.財務諸表の作成

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Q:簿記の目的

A:

1.現在の財政状態を明らかにすること

  現金、売掛金などの財権、買掛金などの債務、建物などの現在高

2.一定期間の経営成績を明らかにすること

  商品の売買、費用の支払い、利息・家賃などの受取により、企業が一定期間にどれだけの利益をあげたか(あるいは損失したか)

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Q:資産と負債

A:

1、資産

財貨:現金・商品・建物・土地・車両など…

債権:売掛金・貸付金など(他人に一定金額を請求する権利)

2、負債

債務:買掛金、買入金など(他人に一定金額を支払う義務)

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Q:資本

A:企業が保有している資産総額から負債総額を差し引いた額を資産 といい、簿記上これを資本という。

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Q:資本等式(簿記の原理)

A:資産 − 負債 = 資本

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Q:貸借対照表等式

A:資産 = 負債 + 資本

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Q:財産法(当期純利益を計算する方法)

A:期末資本 − 期首資本 = 当期純利益(または当期順損失)

このように、期末資本と期首資本との差額によって当期純利益を計算する方法を財産法という。

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Q:期末の貸借対照表の原形

A:期末資産 = 期末負債+期首資本+当期純利益(期末資本=期首資本+当期純利益)

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Q:収益と費用

A:

1、収益:営業活動により資本の増加をもたらすもので、売上、受取利息、受取手数料などがあげられる。

2、費用:営業活動により資本の減少をもたらすもので、仕入、給料、消耗品費、支払利息などがあげられる。

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Q: 損益法(当期純利益を計算する方法)

A:総収益 − 総費用 = 当期純利益(または当期純損失)

このように収益と費用との差額によって当期純利益を計算する方法を損益法という。

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Q:損益計算書等式

A:総費用 + 当期純利益 = 総収益

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Q:貸借対照表と損益計算書の関係

A: 貸借対照表と損益計算書の関係を1会計のタイムテーブルで説明すると次のようになる。

 

 

/1                                                 12/31

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期首                         期末

 

貸借対照表(1/1)

期首資産

期首負債

期首資本

 

損益計算書(1/1-12/31)

総費用

総収益

当期純利益(損益法)

 

貸借対照表(12/31)

 

期末資産

期末負債

期首資本

当期純利益(財産法)

 

 

二、取引と仕訳と転記

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Q:取引の二重性と貸借平均の原則

A:取引は必ず借方と貸方の要素から構成される。これを取引の二重性という。また、一つの取引について、借方の金額と貸方の金額は必ず同じ金額となる。これを貸借平均の原則という。

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Q:勘定科目

A:

1、資産の勘定:現金、小口現金、銀行預金、受取手形、売掛金、売買目的有価証券、繰越商品、貸付金、未収金、立替金、前払金、仮払金、建物、備品、車両運搬具、土地

2、負債の勘定:支払手形、買掛金、借入金、未払金、預り金、前受金、仮受金

3、資本金:資本金

4、収益の勘定:売上(商品販売益)、受取手数料、受取利息、受取家賃、受取地代、有価証券売却益、有価証券評価益、雑益、固定資産売却益、償却債権取立益

5、費用の勘定:仕入、給料、通信費、旅費交通費、租税公課、減価償却費貸倒損失、消耗品費、雑費、支払利息、支払手数料、支払家賃、支払保険料、雑損、手形売却損、有価証券売却損、有価証券評価損、固定 資産売却損