指図別原価対象管理 CO-OBJ-BY ORDER

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IMG チェック: 指図タイプ

ここでは、 指図タイプの制御パラメータをチェックします。指図タイプはクライアント依存です。

つまり、どの管理領域およびプラントでも、すべての指図タイプを使用することができます。

以下のパラメータは 製造指図および プロセス指図に関連するものです。

•指図カテゴリ

生産計画モジュールの製造指図は 指図カテゴリ 10 です。

数量構成なしの製造指図 (CO 内の製造指図) は指図カテゴリ 04 です。

プロセス指図の指図カテゴリは 40 です。

指図カテゴリは標準システムであらかじめ定義されています。指図カテゴリによって、指図の技術的属性が決定さ

れます。たとえば、指図カテゴリによって指図を処理する際にしようすることができる機能が決まります。

•CO パートナ更新

指図およびその他の CO 対象 (原価センタあるいはプロジェクト) の間の原価配分では、パートナ情報が

記録されるのか、また各指図の 合計レコードが書き込まれるのかを指定することができます。パートナ対象の借

方転記が行われた原価対象管理の情報 (指図の活動配分によって、どの原価センタに借方転記が行われた

かなど) を表示させるには、CO パートナ更新を "部分的に有効" に設定します。

•指図分類

この指図タイプの指図を分類するかどうかを指定することができます。通常、指図は分類する必要はありません。

追加情報については、SAP ライブラリの原価対象管理情報システム文書を参照してください。

•未確定債務管理

未確定債務管理を各指図タイプごとに有効化する必要があります。

•登録: 決済プロファイル

決済プロファイルでは、この指図タイプの決済レシーバを指定します。また、後で決済プロファイルを指図タイプに割

り当てることもできます。

•一括指図の一部である指図の処理

一括指図を使用する場合、一括指図に自動在庫移動を行うかどうかを決定することができます。システムの初期設

定である、自動在庫移動を行う一括指図を使用することをお奨めします。

注記:

原価対象管理の全機能は、一括指図で在庫移動が行われる場合にのみ有効です。

•指図のシステム上の保存期間

ここでは、指図がアーカイブされるまで、システム上に保持しておく期間の長さを定義します。

•更新: 指図の番号範囲

各指図タイプには番号範囲を割り当てる必要があります。

•ステータス管理

指図には複数のステータスがあります。ステータスにより、その指図で使用可能な業務トランザクションが管理されます。

複数のステータス管理オプションについての詳細説明は内部指図の拡張ヘルプを参照してください

(拡張ヘルプにはアプリケーションからのみアクセスすることができます)。

•機能領域

指図の機能領域は、常に製造指図の指図タイプから取り込まれます (受注あるいはプロジェクトからは取り込まれません)。

機能領域は、移動データ (在庫移動あるいは原価転記など) が指図に存在しなければ、製造指図でマニュアル変更することができます。

以下に注意してください。

製造指図を 製品原価コレクタに割り当てる際、製品原価コレクタの機能領域は、製造指図のマスタデータに取り込まれます。

この場合、製造指図のマスタデータの機能領域を変更することはできなくなります。

機能領域に関する追加情報は、SAP ライブラリの FI -> 売上原価会計にあります。

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チェック: PP 製造指図の原価計算バリアント

原価計算バリアントには、原価見積の制御パラメータが含まれています。

このステップでは、指図別製品原価で以下の処理のため使用される原価計算バリアントをチェックします。

• 製造指図の予定原価見積

• 製造指図のリアルタイム原価計算および最終原価計算

前提条件

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標準設定

SAP 標準システムには、製造指図の以下の原価計算バリアントが含まれています。

• PPP1 製造指図 - 計画

これらの原価計算バリアントは以下のとおり構成されています。

o 原価計算タイプ 06 - 製造指図計画

この原価計算タイプにより、積上結果が計画原価として更新されるよう指定されています。

o 評価バリアント 006 - 製造指図 - 計画

この評価バリアントにより、品目、外部活動、外注を評価するための価格と、活動タイプ、業務プロセスを

評価するための活動価格が制御されます。

さらに、この評価バリアントに割り当てた原価計算表が、製造指図のマスタデータの初期値として表示されま

す。この原価計算表は、製造指図の予定原価見積における間接費計算や、期末処理における実績間接

費計算に使用されます。

• PPP2 製造指図 - 実績

この原価計算バリアントは以下のとおり構成されています。

o 原価計算タイプ 07 - 製造指図、実績

この原価計算タイプにより、積上結果が実際原価としＨて更新されるよう指定されています。

o 評価バリアント 007 - 製造指図 - 実績

この評価バリアントにより、活動タイプや業務プロセスの評価に使用される活動価格が決定され、これらの

活動タイプや業務プロセスで、以下の活動が実績データで実行されます。

マニュアル配分

PP での確認による自動配分

テンプレート配分による製造指図の借方転記

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チェック: PP 製造指図の評価バリアント

このステップでは、製造指図の 評価バリアントをチェックします。

• 予定原価見積の評価バリアントを使用して、以下を決定します。

o 予定原価見積において、品目、外部活動、外注の評価に使用する価格と、活動タイプ業務プロセスの評価

に使用する活動価格

o 製造指図のマスタデータで初期設定する原価計算表

この原価計算表は、予定原価見積および期末処理における間接費計算に使用されます。

• リアルタイム原価計算の評価バリアントを使用して、活動タイプや業務プロセス転記を評価するため使用する

活動価格を決定します。

外部処理および外注の品目評価あるいは価格決定の方針は、リアルタイム原価計算では考慮されません。

評価バリアントを使用するには、評価バリアントを原価計算バリアントに割り当てる必要があります。

標準設定

以下の標準評価バリアントが、指図別製品原価で用意されています。

• 006 "製造指図 - 計画"

• 007 "製造指図 - 実績"

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製造指図の予定原価見積

以下の目的のために、製造指図(製造指図またはプロセス指図) を事前に原価計算することができます。

●指図の計画ロットサイズにもとづいて、製造中の品目の計画原価を決定するため

●計画差異を計算し、それによって使用する製造バージョンを決定するため

●後で製造差異を計算できるようにするため

受注生産では、以下の目的のために、製造指図に対して予定原価見積を使用することができます。

●個別所要量品目の標準原価を計算するため

●受注別製品原価コンポーネントで、この方法で計算された計画原価を使用して、受注明細の計画原価を決定するため

●受注別製品原価コンポーネントで、この方法で計算された計画原価を結果分析の基準として使用するため

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製造指図の予定原価見積で、計画原価は、以下のタイミングで計算することができます。

●新規の受注を保存するときに自動的に

この設定は、たとえば計画手配を製造指図に変換するときに製造指図の計画原価を計算する場合にお奨めします。

●リリース済指図を保存するときに自動的に

この設定は、指図を登録したがリリースしていないときに、多くの変更を行う場合にお奨めします。指図がリリースされた

後に計画原価を計算すると、システムパフォーマンスが改善されます。

●マニュアル、自動的に実行しない場合

マニュアルで計画原価の計算を指図からいつでも依頼することもできます。

この設定は、レポート PPSFCACT で製造指図の計画原価を計算する場合にお奨めします

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各指図タイプおよび各プラントの初期値に以下を指定します。

•　製造指図と製品原価コレクタのどちらに原価を収集するか

•　期間別製品原価と 指図別製品原価のどちらの機能を使用するか

•　結果分析キー

•　原価計算バリアント ( 予定原価見積)

•　原価計算バリアント (リアルタイム原価計算)

•　製造指図の予定原価見積が行われる場合、以下が製造指図の計画原価に適用されます。

o　製造指図を登録する際、計画原価を変更することができます。

o　指図をリリースする際、計画原価を変更することができます。

o　いつでも計画原価を計算させることができます。

•　フラグ：正味価格必須

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製造指図の予定原価見積をマニュアルで登録する

指図 → 機能 → 原価計算

原価見積にエラーがない場合、以下のようになります。

・　製造指図の計画原価が更新されます。

製造指図の計画原価を照会するには、

ジャンプ → 原価 → 分析 、またはジャンプ → 原価 → 明細化 を選択します。

・　製造指図は、ステータス PRC ( 事前原価計算済) になります。

原価見積にエラーがある場合、製造指図はステータスCSER ( 原価計算のエラー) になります。

システムメッセージを収集するログが生成され、さまざまな基準に従ってそれらがソートされます。

このログにアクセスするには、製造指図でジャンプ → ログ → 原価計算 を選択します。

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製造指図の計画原価は、以下の書式で照会することができます。

・　原価要素明細化

アクセス：ジャンプ → 原価 → 分析 を選択します。

以下の情報を示すレポートが提示されます。

原価要素別の計画原価

計画原価の集計

計画アウトプット数量

・　明細化

明細化によって、計画原価は、原価要素別および発生源別または原価計算明細別に分類されます。つまり、

明細化では、製造指図の登録時に原価計算された個別品目および個別活動に応じて計画原価がグループ

化されます。製造指図を登録すると、明細化が生成されます。

アクセス：ジャンプ → 原価 → 原価明細化 を選択します。

製造指図で直接、明細化を照会することができます。明細化は、動的に計算されます。情報システムで明細

化を照会することはできません。

連産品製造では、計画原価は、品目マスタレコードに応じて明細化の末尾に明細カテゴリ A でレポートされます。

・　原価構成

原価構成によって、製品原価管理のカスタマイジングで定義したグループに、原価計画の結果が割り当てられます。

アクセス：ジャンプ → 原価 → 分割 を選択します。

原価構成レイアウトは、指図ヘッダの原価計算バリアントによって選択します。

原価構成分割は動的に生成されるため、製造指図で直接表示することしかできません。 製品原価管理情報

システムで、製造指図またはプロセス指図の予定原価見積の原価構成分割を照会することはできません。

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WIP

The calculation of work in process depends on the status of the manufacturing order.

The system continues to calculate work in process for the co-products until the header

of the manufacturing order has the status DLV (delivered) or TECO (technically

completed). The manufacturing order receives the status DLV only when all order

items have been delivered. When the order has the status DLV and TECO, the WIP

calculation function cancels any WIP from the previous period. To see whether

particular order items have been delivered, access the material list from the process

order. From the materials list, access the detail view and look at the indicator Delivery

Completed (final delivery).

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WIP 仕訳

When you settle the work in process, it is transferred to Financial Accounting (FI).

• If the debit of the order item is greater than the credit, the system debits

Unfinished Goods Inventory and credits Unfinished Goods Inventory Change.

• If the debit of the order item is less than the credit, the system debits Expense

for Reserves for Unrealized Costs and credits Reserves for Unrealized Costs.

This expense posting corresponds to a value adjustment for finished products

that have already been capitalized in FI.

DR > CR

Unfinished Goods Inventor / Inventory Change(WIP)

DR < CR

Expense Unfinished Goods Inventor(PL) / Reserves for Unrealized Costs　（BS）