1資産が焼失した時
例1、当期首に火災が発生し、建物(取得原価¥5,000,000 、減価償却累計額¥4,320,000)と商品(原価¥700,000 )が焼失した。なお、当該資産については¥2,000,000の火災保険が付されていたため、保険会社に保険金を請求した。
減価償却累計額 4,320,000 火災未決算 1,380,000 | 建物 5,000,000 仕入 700,000 |
※ 未決算勘定、一時的に用いる勘定です。
※ 1,380,000<2,000,000 (保険上限)
例2(第108回)、当期首に火災が発生し、建物(取得原価¥ 10,000,000、減価償却累計額¥4,500,000 )と商品(原価¥1,500,000)が焼失した。なお、当該資産については¥5,000,000 の火災保険が付されていたため、保険会社に保険金を請求した。
減価償却累計額 4,500,000 火災未決算 5,000,000 火災損失 2,000,000 | 建物 10,000,000 仕入 1,500,000 |
2保険金額が確定した時
例3、例1において保険会社から、査定の結果、¥1,500,000 を支払う旨通知をうけた。(保険差益で処理する)
未収金 1,500,000 | 火災未決算 1,380,000 保険差益 120,000 |
※保険差益 (収益勘定)
例3、例1において保険会社から、査定の結果、¥1,200,000 を支払う旨通知をうけた。(火災損失で処理する)
未収金 1,200,000 火災損失 180,000 | 火災未決算 1,380,000
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※火災損失(費用勘定)
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