1、中国IT市場規模
2010年:1兆元(12兆円)
2011年に日本を抜く
※中国(CCID賽迪顧問)
2009年:8710億元(10兆4520億円)
2010年:1兆元(12兆円) (成長率15.2%)
2012年:1兆3399億元(16兆788億円)
※日本(IDCジャパン)
日本2010年市場規模:12兆3530億円(前年比0.5%増)
2、SI市場シェア
SI市場規模:前年比17.7%増の283億9000万元(3406億8000万円)
1,神州数碼(デジタル・チャイナ) <10%
2,浪潮集団(インスパー) < 10%
3,IBM < 10%
4,東軟集団(NEUソフト)
12,NEC
3、ERPシェア
2010市場規模:前年比16.8%増の69億2800万元(831億3600万円)
用友軟件 > 20%
金蝶国際軟件 <10%
SAP <10%
浪潮集団 <10%
オラクル <10%
※日本:矢野経済研究所
日本2009年:1,005億円(前年比14.0%減)
日本2010年:963.89億円
日本2011年:1,005億円
4、データベース(DB)シェア
2010市場規模:前年比14.6%増の40億2000万元(482億4000万円)
IBM >35%
オラクル >35%
サイベース <20%
マクロソフト <10%
5、2010年末感想(ERP,SAP,SI)
※2011年にIT市場規模と同じくERP市場規模も日本を抜く。
※国のGDP⇒IT規模⇒ERP規模
※日本の大企業でのERP市場は飽和状態になり、SAPコンサルももう飽和状態だろ。
※いままで日本はアジアの第1の市場だったが、今後は中国に抜かれる。
※日本NECなどのSierは、中国のSI企業ランキングに12位になっている。
ただし、NECなどのSIerの現地クライアントは日系企業ほとんどだ。
日本Sierらは、現地企業に浸入することは難しい。
理由は販売チャンネルがない、重視してない、怖い。
※ADDONについて、ABAPerの違い。
日本ではABAPは必須で、中国で現時点はただの飾り付けだ。
理由:日本企業は70年代から情報化してきた。
レガシーシステムの数が多いから、インタフェースも多い。
SAPを導入しても、レガシーシステムを全部破棄するわけではない。
よLて、ADDONしなければならい。
中国は2000年代から、情報化してきたと言えるだろう。
ほとうんどの企業はSAPを導入する前に、レガシーシステムはないもしくは少ない。
白紙に近い状態からSAPを導入することは、ADDONがいらない(少ない)。
※10年後、中国企業のデータ環境は日本の10年前に近い。
ADDONの時代がくるだろう。
欧米が分からないけど、アジアではADDONが必須だと思う。