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☆ | 会計処理方法 | |
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| 収益性分析 (CO-PA) では、売上原価法会計に基づいて利益が計算されます。一方、利益センタ | |
| 会計 (EC-PCA) では、売上原価法会計の他に期間会計もサポートされています。 | |
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| 組織内では、CO-PA と EC-PCA 両方のアプリケーションを同時に使用することができるため、それ | |
| ら両方の会計処理方法も使用することができます。 | |
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| CO‑PA アプリケーション自体には、原価ベースと勘定ベース、という 2 つの形式の収益性分析が用意 | |
| されています。これら両方のタイプの CO-PA を同時に使用することもできます。 | |
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☆ | 売上原価法による収益性分析 | |
| 売上原価法会計では、直接原価計算または全部原価計算 (貢献利益管理) のいずれかにより、収益から | |
| 売上原価が差し引かれます。固定費は、比例ベースまたは一括で階層の任意のレベルに割り当てられます。中間 | |
| 販売報告を得る目的で、標準原価を使用して、売上原価について評価することができます。一方、実際原価に基 | |
| づいて CO-PA と財務会計 (FI) とを照合するために、製造指図と原価センタの差異を収益性分析に | |
| 振り替えることもできます。 | |
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☆ | 原価ベース収益性分析 | |
| このタイプの収益性分析は主に、販売管理のために利益を迅速に分析できるよう設計されています。その主な特徴の |
| 1 つは、原価要素と収益要素をグループ化するために値項目を使用できることであり、 | |
| もう 1 つは予測データ、つまり見越データ (評価) を自動的に計算できることです。データが常に最新のもので | |
| あるため、販売管理に有用であるという長所があります。 | |
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☆ | 分析対象 | |
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| 分析対象は、会社の組織単位を表し、その販売市場は統一された構成になっています。これは、収益性分析 | |
| ( CO-PA) の評価レベルです。 | |
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| 以下を選択することによって、分析対象を構成します。 | |
| 特性 | |
| 販売組織レベル、地域レベル、製品レベル、または得意先レベルなど、分析を実行するレベルを決定します。 | |
| 値項目( 原価ベース収益性分析でのみ ) ⇒数量と金額 | |
| 収益、売上控除、原価、または数量など、分析する値とキー数値を決定します。 | |
| 勘定コード( 勘定ベース収益性分析でのみ ) | |
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| この構成は、会社によって大きく異なる可能性があります。たとえば、製造会社での合計製造原価の構成と、卸 | |
| 売または小売会社での合計製造原価の構成は異なります。つまり、分析する特性と値項目を定義し、カスタマ | |
| イジングで CO-PA を " モデル化 " する必要があります | |
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| 分析対象の定義方法にもとづいて、必要な CO-PA取引データのデータベーステーブルが生成され、プログラム | |
| にアクセスします。 | |
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☆ | 収益性分析タイプにも、以下のような独自の固定特性があります。 | |
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| レコードタイプ ( 原価ベース収益性分析 ) | |
| 原価要素( 勘定ベース収益性分析 ) | |
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☆ | IMG:評価 | |
| 原価ベース CO-PA には自動計算された値が含まれる場合があります。この処理は "評価" と | |
| 呼ばれ、計画および実績データの両方に使用することができます。 | |
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| CO-PA には、以下の 4 つの評価方法があります。 | |
| ・品目原価見積を使用する評価 | |
| 製品原価管理 (CO-PC) の 品目原価見積を使用して、収益性分析で製品原価を決定することが | |
| できます。CO-PC でこれらの原価のブレークダウンすることにより、CO-PA で必要とされる原価より詳細に | |
| なります。その結果、複数の原価構成を CO-PA の同じ値項目に割り当てることができます。 | |
| 標準原価見積のほか、評価には品目元帳の 定期配分価格/実際原価見積も使用することができます。 | |
| これは期間再評価に特に便利です。 | |
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| ・条件と原価計算表を使用する評価 | |
| 売上の評価のために一定のデータが必要であるにも関わらず、まだ実績値が分からない場合にこの方法が | |
| 有効です。これによって販売手数料、割引、現金割引、運送費などを計算することができます。 | |
| 原価計算表で保存および処理が行われる条件を定義することによって、これらの値を計算します。条件は | |
| 一定の特性値にもとづいて調整し、作成することができます。 | |
| 実績データを評価するために CO-PA で特別条件を定義する必要があります。計画データについては | |
| 販売管理 (SD) から直接条件を配賦することもできます。 | |
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| ・ユーザ定義プログラム Exit による評価 | |
| 評価の必要条件が標準 SAP システムでサポートされている技術を上回る場合は、独自の評価ルーチン | |
| をプログラムしてもかまいません。 | |
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| ・内部振替価格による評価 | |
| 内部振替価格を使用する評価は計画データにしか使えません。 | |
| SAP システムの内部振替価格および複数評価基準に関する詳細については、オンライン文書 | |
| EC-PCA 利益センタ会計 を参照してください。セクション 内部振替価格では、利益センタ会計 | |
| に対するカスタマイジングで内部振替価格を定義します。 | |
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☆ | 18. Account-based CO-PA stores all transactions in three currencies, transaction | |
| currency, local currency, and controlling area currency. | |
| Answer: controlling area | |
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| In costing-based CO-PA, all amounts are stored in an operating concern currency, | |
| which is specified in operating concern attributes. | |
| You can configure the attributes to store values in the local currency as well. This | |
| has the effect of doubling the stored transaction data. | |
| Account-based CO-PA stores all transactions in three currencies, transaction | |
| currency, local currency, and controlling area currency. | |
| Profit Center Accounting can store transactions in the transaction currency, local | |
| currency, and a special profit center accounting currency. | |
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| 原価ベースCOPA⇒分析対象、会社コード通貨 | |
| 勘定ベースCOPA⇒取引通貨、会社コード通貨、管理領域通貨 | |
| PCA⇒ 取引通貨、会社コード通貨、PCA通貨 | |
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☆ | 売上原価はPAへ転記のタイミング(勘定ベース): 出庫確認時 | |
| All the costs and revenues are posted | |
| to account-based CO-PA simultaneously and using the same valuation approach | |
| as Financial Accounting. | |
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| The main difference here is that the cost of sales is | |
| transferred at the point of goods issue and not together with the revenues. | |
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☆ | PA transfer structures are used in | |
| order settlement | |
| direct postings from FI | |
| internal activity allocations | |